2007-06-03(日) 21:11:25
真っ白な霧に包まれた今日の朝、10m先が見えないほどの濃い霧でした。

牧場に行ってもどこに何があるのか、もちろん牛がどこにいるのか全く分かりません。
大きな声で呼んでも霧の中で上手く響かず、自分がどこにいるのかすら分からなくなるような不思議な気分でした。


徐々に薄れていく霧がやけに神秘的で、鳥のさえずりの中どこからかやってきた1頭の牛が妙に神々しく見えたり・・・

すっかり霧が晴れる頃には全部の牛が集まってきました。

文責:山川

2007-06-08(金) 21:03:22
昨日、一昨日と午後に降った突然の大雨。
一昨日の大雨にいたっては突風が吹き、雷が鳴り、ひょうも落ちてくるほど激しいものでした。
今日は一日を通して快晴に恵まれました。

晴れの日雨の日を繰り返し気温もどんどん上昇し、第二牧場の草もそれらしく生えてきました。

去年の写真を見るとまだ雑木、雑草に覆われた状態でこの一年で大分様子が変わったのが分かります。
牧場を歩き、日々緑が増えていく様子見るのは本当に嬉しいもので、我が子の(と言っても子供を持った経験はまだありませんが・・・)成長を見届けるかのようです。

まだまだ、今後が楽しみです。


今週発売の雑誌「サライ」に中洞牧場の「のむヨーグルト&フルーツソースセット」が取り上げられています。

とじこみ付録の
「旨いもの」取り寄せ帖、の中での紹介です。

全国の旨い食材を集めたカタログで、紹介されているものは是非食べてみたい逸品ばかりです。
今回その中の一つに選んでいただきまして、非常に光栄に思います。

よろしければご一読くださいませ。

文責:山川

2007-06-12(火) 02:26:46
いやはや、種雄牛君おっかない顔をしています。
撮る角度が悪かったのでしょうか・・・


天気のいい牧場、こんな日は朝から晩までうるさいほどに鳥が鳴いています。

「カッコーカッコー♪」
「ちゅんちゅん♪」
「ホーホケキョ♪」

そこら中から聴こえてくる鳥の鳴き声に
「あぁ山の中にいるんだなぁ」
と思わされ、心から癒されます。

そんな中聴こえてくる一つの鳴き声

「ナンデヤネンッ!ナンデヤネンッ!!ナンデヤネンッ!!!」

岩手にはナンデヤネン鳥が生息しているようです。

いやいや、どうも「ホーホケキョ」と上手く鳴けない鶯が

「ホケキョ!ホケキョ!!ホケキョ!!!」

と鳴いているようですが、イントネーションのせいか、この鶯の音痴のせいか(私の耳のせいでしょうが・・・)

「ナンデヤネンッ!」

に聴こえてしまいます。
一度聴こえてしまうとそれにしか聴こえなくなってしまうから可笑しくて困ったものです。

文責:山川

2007-06-12(火) 21:47:47
日差しの強い一日ですっかり日に焼けてしまいました。
気温もぐんぐん上がり日中は28度と岩手にとっては夏のような気候です。


先日まで離乳のために小さく囲った柵の中で飼われていたこの子牛は、3日前から大人たちの仲間入り。
のんびり歩き回る大人たちの中をあっちへこっちへ駆け回っています。

いろんな種類の草がある放牧地で大人たちと一緒にあれを食べたりこれを食べてみたりと、一生懸命食べ比べをしているようです。

文責:山川

2007-06-16(土) 22:55:56
昨夜流れた町内放送、その内容は「熊の目撃情報」でしかも目撃の場所は牧場の近くの国道。
全国各地での熊の目撃や出没がニュースで流れますが、ここ岩手の山にも熊はいるようです。

近年、熊の出没が多く見られるようになった原因の一つとして、里山が利用されなくなり、管理が不十分となったことがあげられています。

かつては山と人間の住む場所の間にあった里山は、お互いの緩衝地帯としての役割を果たしていました。
間伐の行き届いた林地や山菜や野草を取る里山が、幅のあるボーダーを作っていたのです。

国内産の木材の利用が減り、田舎から若者が減り、里山の管理はされなくなったことで、その緩衝地帯が減りつつあります。
山と居住空間のボーダーの幅が狭くなり、山を出ると突然の畑や家、そして人間の姿。

熊は自らの意思とは関係なく、目の前にある農産物を食べ、周囲を荒らし、驚いて人間を襲うことになってしまいました。


この対策の一つとして、牛の放牧があげられています。
利用されなくなった里山や山との境界部分で牛飼育し、林を管理させ、また牛がいることで熊がそれ以上里へ下りてくることを防ぐことが出来るようです。

ある地域では獣害対策のために果樹園の中に牛を放牧し効果を出しているところもあるそうです。
しかも牛は下草を食べ果樹園を整備し、その草は牛の体を作り乳を生産してくれる・・・

この方法を広げていくためにはまだまだ問題もあるでしょうが、この可能性は素晴らしいものだと思います。


群を守るリーダーの雄牛には熊も敵わないでしょうね〜
ちなみに写真は今日の内容とは全く関係のない、群れに遅れながらも元気についてくる子牛です。

文責:山川

2007-06-19(火) 22:44:26
牛好きにしか分かってもらえない話だと知ってはいるけれど、、、


冬のふさふさした毛もいいけれど、
やっぱり夏のつやつやした体がかっこいい。
体が引き締まって、鼻もいい感じにテカテカ。
体を撫でてやると草の香りが手について、これも嫌いじゃない。

虫が多いのはちょっと嫌だけど、やっぱり夏がかっこいい。


分っかるかな〜・・・。

文責:山川 <eco-milk@nakahora-farm.co.jp>

2007-06-22(金) 21:59:28
この時期、緑で覆われた牧場はいるだけで気持ちが良く、牛たちもその中で生活することに活き活きとした表情を見せるのですが、虫がいっぱいいることはちょっと難点です。
かぶとむしやクワガタ、トンボだけならいいのですが、
当然ハエや蚊、虻や蜂など人間にも牛にも厄介な虫も沢山。

この時期の牛たちは忙しそうに尻尾や舌を使って、そんな虫たちを払いのけています。


今日の写真は牛の目をアップで写したものです。
まぶたを良く見ると黄色いものが二つ、その横に小さな赤いものが一つ付いているのが分かります。

これは牛に付いたダニで、付いたその場所で成長し自然に落ちるまでなかなか取れない厄介者です。

ダニを媒介として広がるピロプラズマという原虫がいて、牛の代表的な病気にこの原虫による「ダニ熱」と言うものがあります。
うちの牛は体が強く、耐性が付いているためこれにかかることはまずありませんが、普通放牧の牛にとってダニは強敵になります。


牧場の中を歩いていると気づかないうちに人間の肌にこのダニが付いていることも。

牛にとっても人にとっても厄介者ですが、こんなダニだってきっと何かの役に立っているはずです・・・。

文責:山川 <eco-milk@nakahora-farm.co.jp>

2007-06-27(水) 18:57:58
緑一面に包まれた牧場、草からは穂が出て頭を重そうに揺らしています。

6月なのにあまり雨が降らず乾いた空気に、暑くも寒くもない、心地良い毎日が続いています。
そんな気持ちよい天気に、昼間緑の絨毯の上でゆっくり休んだ牛たちは草を食べながら少しずつ搾乳場へと向かいます。
誰が先頭になるわけでなく、かといってバラバラになるわけでなく、一団となって山を下りていきます。

文責:山川 <eco-milk@nakahora-farm.co.jp>