この時期、緑で覆われた牧場はいるだけで気持ちが良く、牛たちもその中で生活することに活き活きとした表情を見せるのですが、虫がいっぱいいることはちょっと難点です。 かぶとむしやクワガタ、トンボだけならいいのですが、 当然ハエや蚊、虻や蜂など人間にも牛にも厄介な虫も沢山。
この時期の牛たちは忙しそうに尻尾や舌を使って、そんな虫たちを払いのけています。
今日の写真は牛の目をアップで写したものです。 まぶたを良く見ると黄色いものが二つ、その横に小さな赤いものが一つ付いているのが分かります。
これは牛に付いたダニで、付いたその場所で成長し自然に落ちるまでなかなか取れない厄介者です。
ダニを媒介として広がるピロプラズマという原虫がいて、牛の代表的な病気にこの原虫による「ダニ熱」と言うものがあります。 うちの牛は体が強く、耐性が付いているためこれにかかることはまずありませんが、普通放牧の牛にとってダニは強敵になります。
牧場の中を歩いていると気づかないうちに人間の肌にこのダニが付いていることも。
牛にとっても人にとっても厄介者ですが、こんなダニだってきっと何かの役に立っているはずです・・・。
文責:山川 <eco-milk@nakahora-farm.co.jp> |